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松島店のお客様へ

『ジェラートショップポポロ』代表の秋枝美香です。

松島店のお客様、そしてポポロ のジェラートを愛して下さった皆様!大変お待たせしております。やっと 、再開の目途が立ち、ご報告できるところまで漕ぎつけました。

ただひとつ、松島からは遠--く離れてしまったことをお許しください。

震災以降、町の復興も進み橋の架け替え工事が決まり、橋のたもとにあった店は立ち退きを余儀なくされ、そんな大切な時期に経営者である父が病に倒れ移転先も決まらぬまま立ち退きの期日が迫り、その間に父は他界してしまいました。

2016年11月に松島店を閉店してから、私は人生の大きな選択をしました。たくさん悩みました。

ポポロのジェラートを愛して下さったお客様への思い。

ポポロに関わってくださったすべての方々。

父亡き後、残された母の事。

・・・・。・・・・。

たくさん考えました。

そして、私は、「必ず帰る」という約束だけして、ずっとほったらかし状態だった高齢となった夫の両親が待つ山口県下関市に移住することを決心しました。

私にできること。

『ジェラートを作ること』

とにかく、ジェラートを作り続けていくこと!

それが1番だと、そう考えました。

そして、私は移住してからこの1年、山口県で再び『ジェラートショップポポロ』を立ち上げる為にセミナーに通ったり、野菜ソムリエの資格を取ったりと私なりに必要と思えることを周りの方に支えてもらいながらやってきました。

原動力は『ジェラートを食べる時の皆様のスマイルにまた出会いたい!』この一心でやってきました。

 

これまで、ポポロでの18年間、あの甚大な被害をもたらした震災のあと、ポポロは海から川に入る最初の橋のたもとにありましたが、そのような危険な場所に建っていたにも拘わらず震災の揺れで倒れた機械のほかには、津波の被害はあわずに済みました。あのような状況の中、お店はなんとか再会することは可能だったのですが、こんな大変な時にジェラートをしていいのだろうか、そのような迷いがありました。

ですが、息子から『このような大変な時だからこそ立ち上がれる店から立ち上がらないといけないんだ。利益を取らずにお店を再開しよう』と言われ、募金箱を設け、ソフトクリームから再開をしました。

いざお店を開けてみると『開いていてよかった!ありがとう』と言って頂きました。そして、私よりも大変な思いをされた方々のお話を沢山聞きました、そのような方々が『頑張ってね!頑張ろうね!』と言ってくださいました。あのような状況だからこそ、たった一つのソフトクリームで笑顔になれたこと、頑張ろうと励ましあえたこと、復興に向け、地域間、企業間、問わず皆が絆で繋がっていったように思います。

私はたくさんの方々から幸せの笑顔をいただきました。そして、そのひとつひとつが私の宝物で、私の支えでありました。遠く離れていても作り続けていればまた出会える。松島で培ってきたことをここ山口で繋げていきたいのです。

ここは山口県内でも有数の観光地のひとつ、「角島大橋」から 1キロ の 場所です。青い海と白い砂浜が綺麗で、車のCMなどによく使われる橋があります。その美しい海もと、松島で培ってきたノウハウを活かし、今までの定番商品に加え、新たに山口県の食材を使い、季節の旬を大切にした、心と体に優しい滋味あふれるジェラートを作る予定です。これまでのものを大切にしつつ進化し続けていきたいと思っています!

皆様、どうぞ遠く離れた山口ですが、観光などでお立ち寄りの際はぜひポポロにも遊びに来てください。皆様にお会いできる日を楽しみにお待ちしております。

また、こちらでは通信販売も始めようと準備しています。出来立てのジェラートを愛情と共にカップに詰めてお届けしますので、機会がありましたらどうぞご利用ください。

ベースとなる原料の牛乳は、これまで通り秋田県の『花立牧場工房ミルジー』さんから低温殺菌ジャージー牛乳を取り寄せる予定です。

2018年春オープン予定!ジェラートショップポポロ『角島ジェラートポポロ』として

この地で新たに頑張ります!今後ともポポロをよろしくお願いいたします。

ポポロ松島店外観

ポポロ松島店外観

ポポロ松島店看板

ポポロ松島店看板

ポポロ松島店店内

ポポロ松島店店内

ポポロ松島店店内

ポポロ松島店店内

ポポロ松島店

ポポロ松島店

ポポロ松島店入口

ポポロ松島店入口

ポポロ松島店

ポポロ松島店

ポポロ松島店ジェラートケース

ポポロ松島店ジェラートケース

 

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